【作品NO.3559】
大都市・東京で群衆に埋もれて生きる人々を「連中」と見下しながら、「価値のある人間」になるため小説家を目指している男。しかし恋人から小説を酷評された末に振られ、編集者からもデビューは難しいと言われていた。水商売の送迎運転手のアルバイトをしている彼は、「連中」とは違うと感じた風俗嬢と出会うが、そこでも他人を見下す態度をとり拒絶されてしまう。男の知人である人気小説家・小林は、現実と創作の停滞に苦悩する彼に、面白い小説を完成させるためアドバイスをするが……。